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2008年 10月

Grand Magasin

2008.10.1

Gannd Magasin COSTUME JEWELRYが発売になりました。
作品を掲載していただいております。
P158に美人編集者の玉さんが撮影のことを書いてくださっているのにうるうると感動。
撮影した夏の日がフラッシュバック。
編集長でありフォトグラファーの小澤さん、玉さんとげらげら笑いっぱなしの撮影だった。
その日、玉さんは赤に白の水玉のトップスに黒いホットパンツの超キュートなスタイル。私は夏にはまっていた黄色のワンピ。
「私達はミニーマウスとキレンジャーだ〜」と盛り上り、撮影終了後に創遊舎の白須社長にシャッターを押していただいてパチリ。(お馬鹿さんでスミマセン)

仕事は真面目に、でも楽しくが理想的。
モードジュエリーメイキング講座、全日空ホテル、NHKの教室、本や雑誌のお仕事などでの楽しくって素敵な方々との出会い、Wired(繋がり)に感謝。

大変少ない数だったので、キット完売してしまいました。
せっかくワイヤージュエリーにご興味持ってくださいましたのに誠に申し訳ございません。
来年春に初のデパートイベントでのキット販売、本の出版に合わせたキット販売等を予定しておりますので、何卒今後ともよろしくお願いいたします。

やっぱり本が好き♪

2008.10.5

河出書房新社さんから「ワイヤースタイル」の中国語版が届いた。
昨年お話をいただいて1年ちょっとでカタチになりました。
水色の本は5年ぐらい前にブティック社さんで出版した本の韓国語版。
人種、文化、言葉の境界線を飛び越えて、ワイヤーでのモノヅクリを通して海外の方々と繋がることができたのが何よりも嬉しい。

先週の名古屋でのモードジュエリーメイキング講座で「これは私の年の離れたお友達からもらった本なんです」とカバーのとれてしまった「ワイヤースタイル」を大切に持ってきてくださいました素敵な方がいらっしゃいました。「あなたが好きそうだから…とゆずってくださったのですが…その方は亡くなってしまって…お花の先生でカバーは飼ってらした鳥がつついてしまったそうです。」そのお話を伺ってお花と鳥を愛する先生が書店で数ある本の中から「ワイヤースタイル」を選んでくださったことに感謝の気持ちでいっぱいに…。そして、亡き方への想いを今も大切にされている彼女の優しさに涙がこぼれた。
「きっと今も見守ってくださっているし、このご縁を、繋がりをつくってくださったのですね。」とジーンと胸が熱くなった。

今日も日本の離島の図書館、香港、台北…アジアのどこかでこの本を気に留めて手に取ってくださる方がいるかもしれない。
そんな繋がりを考えながら、モノヅクリを頑張っていこうと思いました。
ネット社会、出版不況と言われていますが…ページをめくるたびにワクワクドキドキする、そんな本がやっぱり大好き。

会議は眠る

2008.10.6

より良い講座になるようにと…山口先生と和田先生に、たびたび名古屋に御足労いただいてモードジュエリーメイキング講座のカリキュラム会議をおこなっております。
カブもカリキュラム委員の重要なメンバー。
いつも真中の席に陣取ってハッスル。
しかし、だんだん飽きてきて…
そして眠る…。

子供のころ、『会議は踊る』(Der Kongress tanzt)というナポレオン失脚後の1814年のウィーン会議を時代背景にロシア皇帝アレクサンドル1世とウィーンの街娘との夢のような逢瀬を描くオペレッタ映画が大好きだった。
ヒロインが歌う邦題「ただ一度だけ」という歌のサビの部分「Das gibt's nur einmal.Das kommt nicht wieder,」をよくリフレインしていた。意味は「ただ一度だけ、再びは訪れない」とかなりせつない。
歌全体も
「愛し合うカップルは愛は永遠というメルヘンを信じて疑わない。
  でもこんなことは人生には一度しか起こらない。
  さあ、お別れの挨拶をしましょう。
  だって春がいくら来ても、この五月はたった一度だもの。」
とキュンとくる内容。
ロシア皇帝から舞踏会の招待を受け、夢のような幸福を喜びながらも、その喜びの儚さを歌うヒロイン。
でも恨み辛みでないヒロインのポジティブさが子供ながらに好きだった記憶がある。(つづく)

会議は踊る

2008.10.7

(昨日のつづき)
オーストリア・ドイツにはオペラより娯楽性の高いオペレッタの文化がある。
この映画もそんな良さが発揮されていてアメリカミュージカル映画にはない魅力がある。
しかし、この映画の公開の2年後、ヒトラーが政権をとり、『会議は踊る』は上映禁止になったそうです。
映画人たちも次々とドイツを去り、ドイツ映画の黄金時代は幕を閉じることに…。
そんな歴史的背景を考えながら、大人になった今、再び観たい映画の一つです。

題名の『会議は踊る』は、オーストリアの将軍リーニュ公の「会議は踊る、されど進まず」という、ウイーン会議を評した有名な言葉にちなんでいるそうです。
モード会議はお陰様で「会議は眠る、されど進む」でした(笑)。
山口先生、和田先生いつもありがとうございます。
また好きなモノヅクリ、表現ができる平和な環境にも感謝したい。

愛や恋だのでキュンとすることからは遠ざかっているけれど…仕事に対しては「Das gibt's nur einmal.Das kommt nicht wieder,」の気持ちでいつも全力投球していきたい。

ライフワーク

2008.10.12

明日から再び東京へ。
普段、いじっぱりなのか「忙しい」とか「徹夜した」とか言うのが苦手…。どちらかというと試験前に「全然勉強してない」と言って100点目指す格好つけしいか、「勉強してない」と言って0点とる正直者かどちらか…(笑)。しかしここ数ヶ月は一ヶ月の3分の1は出張。
今週は講座の準備とビーズフレンドの締め切り、母の病院と重なってちょっと発狂寸前…(泣)。人間しんどい時には小出しにして伝えるガス抜きみたいなものが必要みたいです…。とうとう今週、爆発してしまった。3年ぶりに風邪をひいて、さらに母と大げんか…。結局夫になだめてもらってる…。血の繋がった家族より今では強い絆を感じる夫。そんな夫の世話も家庭のことも最近いい加減で「悪いな〜」と思うのもストレスの一因… 輪廻転生?いえいえ単なる悪循環…。
12才年上の夫の老後を面倒をみる為に今は頑張っているんだと自分に言い聞かせてみる…。
いつも講座、本、雑誌のハウツーはこんな感じで自分で写真を撮って仕上げます。イラストレーターさんやカメラマンさんが撮り直したり、書き直したりするのは判っているのだけど…忙しさに拍車をかけて、自分の首をしめる行為だけど…記憶力悪いし、不器用だから…まず自分でハウツー作っておかないと不安だし、作りながらいろいろ考える事ができるのでやめられないライフワークと化している。NHK出版の方に「ひとりおしゃれ工房ですね」とおっしゃっていただいたことも…。確かにこの作業、かなりオタクで完全な自己満足かもしれない(笑)。このハウツーは3年前のビーズ・ニュース。懐かしい。雑誌や本を通して一人でも多くの方がワイヤーって楽しいって思ってもらえますように…私の自己満足でどうか終わりませんように…と祈りを込めて今日も渦巻き♪(意味不明)

マルタのやさしい刺繍

2008.10.21

18日は東京第一会場での初のモードジュエリーメイキング認定式。
6日間の皆様の頑張りに涙、そしてサプライズに涙、涙でした…。
素敵な方々とWiredできたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
日本でワイヤームーブメントを興すチームのお仲間としてこれからもご一緒できることをとっても楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
6日間で8作品という「ビーズキャンプ」状態のちょっと過酷な内容だと思います…このカリキュラム。
でもどうかワイヤーを嫌いにならないでくださいね。
ご自身のペースでワイヤーと戯れ、楽しみ、伝えていっていただけたらと思っております。
19日はビーズフレンド編集美女軍団の西脇さんと原田さんとの撮影が思いの外サクサク終了。
ずっと観たかった「マルタのやさしい刺繍」を銀座シネスイッチで一人鑑賞。
「モノヅクリ」は甲乙をつけるモノでも、ましては戦いの手段や方法では決してなく「人生をより豊かにする存在」と思う私のツボな映画。
最愛の夫に先立たれ意気消沈していた80才のマルタが若かりし時の「自分でデザイン、刺繍したランジェリーショップをオープンさする」という夢を仲間3人と一緒に保守的なスイスの田舎の村で実現させるというストーリー。
「夢見るパワーとは、あきらめないココロ」「見つけたの生き甲斐を喜びもね、そう生きる喜びよ!歳は関係ないわ」というセリフにジーン。
家庭科の成績は2だったし、刺繍もほとんどした事ないのにパンフレットと一緒に思わずオリジナルハンカチ刺繍キットを購入してしまった…。
いくつにになっても新たな事にチャレンジする気持ちってきっと大切(たとえ家庭科2でも…)。

未来を写した子どもたち

2008.10.22

予告編の「未来を写した子どもたち」に号泣。
来月公開なので、絶対に観に行くつもり。インド・カルカッタの売春窟で暮らす子供達。女の子は売春婦に男の子達は女性の世話をするようにと運命付けられている。外の世界を知らず、夢を持つ事も許されない彼らに「どうにか子どもたちをここから救い出したい」と写真家ザナ・ブリスキが子どもたちに写真の撮り方を教えるドキュメンタリー。
モノヅクリを通して何か社会貢献できるひとになりたいと夢を描いている。今まで「モノヅクリって単なる自分のエゴなのでは?」と思い悩む時も多々ありました。モノヅクリをしていても世界平和や日本経済の発展にあまり直接的に関わってないし…と。何よりも家族に迷惑かけてるし…。
しかし2年前の「おしゃれ工房フェスティバル」に参加させていただた時に、朝早くからフェスティバルを毎年楽しみにしているかわいいおばあちゃま方が杖をついて会場にいらっしゃる姿にウルウルと感動いたしました。「モノヅクリを通して楽しい気持ちに導いたり、癒したり、パワーの源になる事もできるんだ!」と強く思いました。
フェアトレードにしても思いつきではできないし、継続しなくては意味がないと思う。
自分が精神的にも経済的にもしっかりした人間になる為にこの40代は頑張り時。
でも…一週間放置していた夫にしてみれば「社会貢献のまえに家庭貢献だ!」という気持ちに違いない…。

ブログ開設

2008.10.23

ブログを開設しました。
明日から大阪なのに…夢中でバナーを作ってみたり…お馬鹿さんですぅ。
このDiaryと重複する内容ですが、ブログはリンクがはれるのでなかなか便利でしゅ。
良かったらご覧になってくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/trkxd425

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