余合ナオミのコスチュームジュエリーメイキング
ワイヤー&ビーズなライフスタイルを発信します
2007.1.1
レレレのレおじさん並の手抜き大掃除は新年あけてもまだ続いている。
主人の両親が泊まりに来るので、タイムリミットはあとわずか…。頑張ろう!
30日のYahooトピックスで 「A Happy New Year」の「A」は正式には必要ないという記事があった。
「遅すぎる!」29日に年賀状は投函してしまった。
思いっきり「A」がついてる。恥ずかしい〜。
沖縄から帰ってきて、慌てて年賀状を印刷し、29日の夕方4時半に郵便局に飛び込んだ。
110枚の年賀切手を購入し、「30分で貼るぞ〜」と張り切っていたら、局長さんがやって来て半分以上貼って下さった。さすがプロ!早い。
いつも利用している中切郵便局。
局長さん含め4人の局員さんの小さな郵便局。
良く利用するのですっかり顔見知りに。
ゆうぱっくの荷物を車から出そうとしていると、駆け寄ってきてくれて助けてくれたり、お婆ちゃま方が局員さんと世間話に花を咲かせてたりと、山奥の村役場の様なほのぼのとした温かいムードが漂っている。
民営化されてもこのままの雰囲気を保ってほしいな〜。
2007.1.3
どうにか掃除も間に合い、お節を詰めて、ちょっと時差があるけど無事にお正月を迎えることができました。
メインディッシュは義父が市場で仕入れてきた大トロ。
料亭をまねて表面をバーナーで炙ってみた。
香ばしくって美味。
ろう付け以外でバーナーが役に立つなんて…一家に一台バーナーお勧めです!
自信作は自作の器によそったお雑煮(笑)。
小松菜は名古屋では正月菜として売っている。
愛知県産でしゃきしゃきしてて美味しい。
ほっとする間もなく10日締め切りの仕事をしなくては!
濱田さん、今日中に絶対にラフ送りますから〜許してね♪
義母は3人の男の子の子育てをし、40才過ぎてから2つの幼稚園を築き上げたとってもパワフルな女性。
尊敬している。
子育てをしていない私が仕事と家庭の両立だけで「ひーふー」と弱音をはいてはいけないな〜といつも反省する。
そういえば2年前は正月撮影の雑誌の仕事をしていたな〜。ね〜西澤さん!
昨年はお正月に風邪をこじらせててしんどかった記憶が…。
健康で大好きな仕事をさせてもらえるってとっても幸せな事。
今年も素敵な出会いやワクワクするような出来事が待っているような予感がする。
そして、皆が元気に一年を過ごせますように!
2007.1.7
昨年からDiane von Furstenbergにはまってる。
名古屋にはショップがまだないので、アメリカのHPでネット注文。
Dianeのお洋服の良さは…
●上質のシルク素材なのに皴になりにくく、コンパクトになるので旅行にも便利。
●ポップな個性的な柄は流行に関係なく長く愛用できそう。
●眺めているだけで幸せな気分に。
●着心地の良さと日本サイズがあわない私には嬉しい豊富なサイズ展開。
と挙げるときりがないのだけど……何よりも自分の創ったアクセサリーとの相性が抜群だと勝手に思っている(笑)。
アメリカのサイトだと日本よりお得なのと、注文してから届くまでの約10日間ワクワク感も楽しめる。
昨年注文していた唇模様のスカートが届いた(Saleプライスでかなりお買い得)
Sale品なのに箱に入って送られてきた。
ドキドキしながら蓋を開けると唇模様の薄紙に包まれていた!
もうーこのセンスにクラクラ。脱帽。
12年前ぐらいに飯田橋の駅ビルの仕事で光る唇オブジェを制作した。
この時期はロジェ・ヴァディムの映画「バーバレラ」などの60年代モノやサルバドールダリの唇や時計モチーフなどにはまっていた。
Dianeのお洋服で私のサイケデリック魂に再び火がついた感じだ。
頭の中でdoorsの「Light My Fire」が鳴り響いている。
2007.1.8
3月発売予定の宝島社のムックの仕事をしている。
まだ全容を明らかにはできないのだけど…既製品を分解してワイヤーと組み合わせたり、貼り付けたり、縫い合わせたりと…学生時代に学んだ雑誌の切り抜きなどで1枚の絵を仕上げる「コラージュ技法」の感覚で新鮮で楽しい。
「コラージュ」ってどういう意味?と調べてみると…フランス語の「のり付け」を意味する言葉だそうだ。
ちょっと拍子抜けだ。
「再構築」とか「リサイクル」に近いニュアンスかな〜とずっと思っていた。
でもフランス語だと「のり付け」という言葉もおしゃれに感じてしまうお馬鹿な私。
フランス人に耳元で「collage」と囁かれたら多分恋に落ちてしまう(笑)。
2007.1.10
明日から、世界ビーズ紀行の一環としてイタリアに一人旅。
まだ今日締め切りの仕事の作業中。
まったく荷造りも準備も何もしていない。
イタリア語、喋れないのでちょっと不安。
普段は旅に行く前には3冊ぐらいガイドブックを熟読する。
日本にいる段階で情報で頭でっかち、お腹いっぱい状態になって、すっかり旅行に行った気分に…
現地ではその情報の確認作業的な旅の時もある(笑)。
JALの機内誌のエッセイで作家の浅田次郎さんが彼もやはりしっかり予習をして旅行に行くタイプと書いていた。
でもマレーシアに事前知識が全くない状態で旅してみたら乙姫様に招かれた竜宮城のごとく楽しめたというエッセイだった。
かなりマレーシア観光協会の息がかかった感じもしたけれど…。
たまには浦島スタイルの旅も良いかな〜と思った。
でも「浦島太郎」の中では夢先案内人として亀がキーパーソンだ。
私もいじめられた動物を助けなければいけない(笑)。
多分、飛行機の中で付け焼き刃にガイドブックとイタリア語会話の本を読むと思う…。
小心者なので…。
2007.1.23
ベネチアは思っていた以上に街中にビーズアクセサリーが溢れた夢のような街でした。
お菓子の国に迷い込んだヘンデルとグレーテル状態の興奮と感動をし、余韻に浸りながら帰国したら…リビングにはで〜んと火鉢が鎮座していた。
前々から「火鉢が欲しい」と言っていた夫。
留守を狙ったな。やられた。
イタリアで買ってきたアンティーク小物達ともワイヤーZAKKAとも全くミスマッチな存在感の長火鉢。
速攻、撤去を要求しようと思ったら…夫が焼いてくれたおもちが美味。
調子にのって、串に刺したソーセージ、パンなども焼いてみた。
さすが備長炭!香ばしくって最高。
すっかりその美味しさに絆されて、「冬の間はいっか〜、和洋折衷ということで…。」という気持ちに…。
2007.1.24
明日1月25日(木)NHK名古屋放送局の「さらさらサラダ」に出演いたします。
午前11;30〜12;00 総合テレビ
http://www.nhk.or.jp/nagoya/salad/
12月はおしゃれ工房フェスティバルの告知で約5分間の出演でした。
今回約20分間の「生出演」。
かなり緊張する。
放送禁止用語など、気をつけなければ…。
再びチャーミングな竹内キャスターとご一緒できるがとっても楽しみ♪
東海3県の放送です。
スカンジナビアの伝統的手法でワイヤーをループ状に編む「バイキングニッティングのチョーカー」の作り方などをご紹介する予定です。
よろしくお願いいたします。
2007.1.25
生出演が無事終了いたしました。
ワイヤークラフトをフレッシュに紹介していただきました。
スタッフの皆様ありがとうございました。
大変お世話になりました。
生で約20分間ってめちゃくちゃ緊張します。
ほぼ毎日30分間の生番組をこなしている竹内キャスターをはじめスタッフの皆様を尊敬します。
「胃潰瘍になりません?」と伺ったところ。
笑顔で「寿命縮めてます…」と。
なんてチャーミングな方。
毎日ぴったりと時間内に収める神経を使うお仕事なのに…穏やか。
ピリピリギスギス全くしてない。
そんな空気が番組に出ているな〜と感心してしまいました。
ご一緒できて楽しかった。
昨年の「おしゃれ工房」も今回の「さらさらサラダ」もディレクターの方は若いかわいらしい女性です。
ほんわかしていらっしゃるのに、きっちり現場をしきっている若い女性のパワーに大変刺激を受けました。
私より下の世代って「男に負けるか〜」みたいな肩ひじ張ったところが全くなく、何だか自然体で頑張っている姿がとっても素敵だな〜と思いました。
最近バタバタしていて髪はボサボサ、スッピンの毎日だったのですが、今日はへヤーメイクさんに丁寧にセットしていただいて嬉しかった。癒されました。
一応、年増の名古屋嬢のイメージです(笑)。
今日も素敵なWired(繋がった)に感謝です!
2007.1.27
5月の全日空ホテルの教室用写真を撮影。
ナプキンスタンドと箸置きです。
フィレンツェで購入したレースとポストカードを合わせた。
フィレンツェではアンティークショップ巡りを堪能。
ずっと撮影小物用にアンティークハガキを探していた。
何軒か廻っても、宗教画や風景写真などばかりで「これだ!」というものになかなか巡り合えない。
もうフィレンツェを離れなければいけない時間の間際に見つけた小さなアンティークショップ。
店主のMarioさんが「アンティークのハガキをさがしているのかい?」と奥から無造作に100枚ぐらいハガキが入った箱を持ってきてくれた。
私にとっては宝箱。
興奮を押さえながら、20枚ほどセレクト。
「このバラの絵は、ほらちゃんとサインが入っているだろう、アンティークハガキでは有名な作家なんだよ。」とMarioさん。
旅の醍醐味は人やモノとの素敵な出会いだな〜。
2007.1.28
中日スポーツの記者の山崎美穂さんとコーディネーターの鈴木千晴さんが取材にいらっしゃいました。
「中スポ女子部」という山崎さんがいろいろなことを体験し、レポート取材するコーナー。
今回、ワイヤーアートを体験ということで、クロスターアルバイテンの技法を使って花びらを作り、シェルと組み合わせたフラワーブローチ作りに挑戦して頂きました。
ビーズアクセサリー作りにはまってらしたとおっしゃるだけあって、とっても器用に道具も使いこなされて、可愛いいフラワーブローチが完成!
3人とも同世代なので、おしゃべりにも花が咲き、とっても楽しい取材でした。
しかし、私はハウツーだけで自分は写らないと勘違いしていたので…髪の毛ボサボサです(笑)。
2月1日発売の中日スポーツに掲載していただきます。
よろしくお願いいたします。
2007.1.29
40才。若い女の子賛美の日本では女として見なされなくなってくる年代。
「オバサン」という生物として生きていかなくてはいけなくなる年頃。
確かに仕事が忙しいと若い頃と違って自分に構ってられない。
スッピンにボサボサ頭で女というより人間さえも捨てている時も多々ある。
「これじゃ〜百年の恋も冷めるよな〜」と自分側の責任も認めるが…。
でも、イタリアは違う。
40歳のオバサンでも街を歩いていると「チャオ、チャオ」と声をかけてくれる。重いスーツケースを引きずっていると、「僕がホテルまで運んであげるよ」と何人かの男性が声をかけてくれた。チップのいらないポーターだ。
女性に声をかけるのが礼儀というのは本当みたいだ。
市場の肉屋のおじさんがパンを切って「食べな」とくれた。このパンがとっても美味しくて、記念に写真を撮ると、「どんな感じに撮れたか見せてくれ」と言うのでデジカメの液晶画面をみせようと近づいたら、おでこにブチュっとキスされた。
そして「ビューティフル、明日も来てくれよ」と一言。
さすが本場のちょい悪。すごい技だ。
お店に入ったとたんに「抱きしめてキスしたいよ」と超調子の良いスカーフ屋さんの店主に「イタリア男は好きか?」と質問されたので「イタリアの男性は誰にでも猫みたいにチャオチャオチャオと声をかけ、誰にでも奇麗だと言うから信用できない」と答えると
「僕が真実を言うのは君だけだ」と切り返された。
さすがイタリア男。上手だ。あっぱれ。
イタリアは女性としての自信が取り戻せる国でもあります。
しかし、中には変態危険人物もいるのでご用心。
2007.1.30
旅から戻ってから、溜まりに溜まった家事(自業自得だ…)と教室の準備などでせわしない毎日。
ちょっと休憩と1人カプチーノタイム。
フィレンツェの Olio&Convivium
http://www.conviviumfirenze.it/index.html
で見つけたチョコスプーンを添えて、つかの間の贅沢を味わう。
このお店とっても雰囲気の良いおしゃれな食材屋兼レストラン。
なぜだかCDも何枚か売っていた。
思わずジャケ買い。
BGMにかけて、楽しかった旅を思い出しながらパワーをチャージ。
もう一踏張り頑張ろう♪