余合ナオミのコスチュームジュエリーメイキング
ワイヤー&ビーズなライフスタイルを発信します
2007.8.1
昨日は全日空ホテルの教室でした。
多くの素敵な方々とご一緒できて嬉しかったです。
ご参加ありがとうございました。
昨日もハンドメイドジュエリーを艶やかにコーディネートされた方々が多くて目の保養になりました。
ずっと引き篭もりだったので花園に迷い込んだようなうっとりとする気分に。
ミルキーロングネックレスを生徒さんがフェミニンなワンピに合わせたらとっても素敵。
最近、毎日作業着で女を捨てておりました私も久々のおしゃれに気合いを入れてダイアンの花柄ワンピにパールとの重ねづけというスタイル。
そしていつもお世話になっているデュマンデモアの千晴さんはカーキのチュニックにシェルやパールのアクセとのコーディネート。数々のファッション誌のお仕事もされている千晴さん、さすがです。そのスタイリング惚れました♪
ジュエリーは洋服に合わせた瞬間に命が吹き込まれる気がする。
昨日もかなり修業な内容の教室でした。さらに宿題という試練までも…申し訳ございません。
あとはメガネ留めで繋げていけば完成です。ゴールは目の前。
ぜひぜひこの夏お気に入りのお洋服とのコーディネートを楽しんでくださいね♪
2007.8.5
久々の夫との休日。
名古屋港に釣りに出かける。
今年の夏は「貧乏暇なし」状態で夫から海外渡航禁止令が発令中。
どんよりした名古屋の海を眺めながらアルコールを流し込み、無理矢理ハワイのプライベートビーチ気分を味わうお馬鹿さんとかなりグロッキーな犬一匹(笑)。
今日もお気に入りのミルキーロングネックレスを着用。
メガネ留めでしっかり繋げているのでワイルドな一日にもお勧めです。
2007.8.6
お盆が迫り夫の実家の本堂の掃除の日。
掃除しながらお寺の中の装飾品を眺めるのが楽しみのひとつ。
大好きな渦巻きで構成された唐草模様を随所で発見。Wikipediaによると「唐草模様はギリシアの神殿などの遺跡でアカイア式円柱などに見られる草の文様が唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから各地に伝播したと考えられている。日本にはシルクロード経由で中国から伝わったとされている。繁栄を示す模様とされ、アラブ諸国ではモスクの装飾としてよく用いられる。そのためヨーロッパでは「アラベスク(アラブ風の)」と呼ばれている。」とのこと。う〜ん勉強になる。
幕のアジアン結びを眺めながらワイヤーでこんなモチーフ作ってみたいなと考えたり、お経を唱えるときの鳴りものの一つ「じゃんがら」が元禄時代に制作されたモノだということに驚く。一枚の真鍮板からたたきだして作っている300年前の職人さんの技術にほれぼれする。
大正時代に柳宗悦が起こした民藝運動(民藝美すなわち「用の美」を提唱し、使うことに忠実に作られたものに自ずと生ずる自然で暖かみのある美しさを世に紹介し広めようとする活動)と19世紀後半、イギリスでウイリアム・モリスが唱えたアーツ・アンド・クラフツ運動(特定の富裕階級のみが享受できる「大芸術(Arts)」だけを芸術とするのではなく、「小芸術(Lesseer Arts)」もしくは「工芸(Crafts)」も芸術である、という考え方)に今とても興味を持っていて何冊か文献を読んでいる最中。
まさに「ART(芸術)は日常の生活の中に存在する。」と思えた本堂掃除の日。
2007.8.7
ズボラな私が冷蔵庫の隅にすっかり忘れて一ヶ月放置していた人参。
気付いた時にはとても食べられる状態ではなく、「廃棄しなくちゃ」とふとよく見たらうっすらと根がでてきていた。
駄目もとでバジルの鉢にそのまま差してみたら、ぐんぐん芽吹いて約2ヶ月後にレースのような繊細で美しい花を咲かせた。
コンクリートを割ってでてくる大根とか「ど根性植物」ってなんだか異常な愛情を感じてしまう。
たとえ周りから存在を忘れられても、どんな困難にぶつかっても美しく花開いた「人参」に尊敬の念すら抱いた。
「不屈の精神」を少し学んだ気がする。
2007.8.8
今年もガーデナーの大金さんに植えていただいたバジルが豊作。
バジル、オリーブオイル、パルメザンチーズ、松の実、塩コショウを少々かけてCuisinartのスイッチを押せば簡単バジルペーストの出来上がり♪
刻んだニンニクとさっと炒めたパスタのうえにかけて絡めながらいただくと絶品。
瓶詰めでは味わえないフレッシュなバジルの香りが拡がります。
彩りで添えたのは夫の職場で実ったプチトマト。
自給自足生活目指そうかな…(笑)。
今年発見したのはバジルペーストにはオリーブオイルをケチってはいけないということ。
上質なオリーブオイルが味の決め手。
お気に入りのOliviers&Coのエキストラヴァージンオイルを出血大サービス。
http://www.oliviersandco.net/catalog/index.php
ここのオイル、味もパーケージデザインも種類の豊富さも大好きなのだけど…お値段がお高いのが玉にきず。ユーロ高で最近さらに値上げした気がする。
こうなったらオリーブオイルも自家製目指すしかないかも…しかしベランダのオリーブの木はいっこうに実る気配はなし(笑)。
2007.8.11
全くヒットしなかった海釣りのリベンジで岐阜美濃の渓流へ。
夏の水ようかんや素麺のCMにぴったりのロケーション。
長靴と一体化した釣り用のオーバーオールを着用して川の中にはいるとひんやりとして気持ちいい。
涼むにはホテルのプールよりもお勧めの渓流釣りです(笑)。
猟犬なのに水を恐がるカブをスパルタな夫が川に投げ込んだら必死の犬かきで私の所まで5mぐらい自力で泳いだカブ。逞しく成長した?カブの姿に目頭が熱くなる。
魚ヒット祈願で香港で購入した魚モチーフのパーツやボーンビーズなどをワイヤーで繋げたエスニックなネックレスを着用。
メガネ留めでしっかりと繋げているので渓流釣り、マタギ生活にもお勧めなワイヤージュエリーです(笑)。
願いが通じたのか5匹ほどヒットした。
Wire LifeというよりもFishing Life、釣りキチ三平のような夏休み…。
2007.8.13
すっかり釣人日記になっていたので…涼しげなビーズの画像をUP。
1月にフィレンツェのAPROSIO & COで許可をいただいて撮影しました。
ここのジュエリーはH.P.FRANCE
http://www.hpfrance.com/index-ja.html
やバーニーズなどのセレクトショップでも扱っている。
ビーズステッチ(多分)で制作された繊細な作品はマダ〜ムな高級感が漂っていた。
お値段もかなりゴージャス。
シンプルなキーホルダーで日本円で一万円ぐらいした…。
アメリカのビーズ雑誌で時々見かけるおどろおどろしいステッチ作品より色合いも上品で普段使いできそう(お値段はけっしてカジュアルじゃないけど…)。
お店のワンちゃんがおとなしくて可愛い。
私が入店しても写真をとっても微動たりしない。
一瞬「このワンちゃんもビーズでできてる?」と思うほど。
ちなみにワンちゃんの前の蛇はビーズです。ご安心を…(笑)。
ウインドーに飾られていた人魚がキュート。
高級感漂う中での人魚や蛇の作品の茶目っ気に魅了されました。
2007.8.18
2年前にNeiman Marcasで清水買いしたMANOLO BLAHNIK。珍しいハラコのグリーンのグラデーションに一目惚れ。セールプライスだったし、円高だったので日本では考えられないお得な価格だった。夫に「イメルダ」と呼ばれるほど靴好きな私にとってもこの靴は別格。もったいなくて2回ほどしかはいていない。マノロ、ルブタン、ジミーチュー、シャネルのヒールってなんでこんなに繊細なんだろう。アスファルトを歩くことを想定して絶対に作られてない。レッドカーペット限定ってことだろうか?庶民には許されない買い物だったのか…と思いつつもこの靴を眺めているだけで幸せな気分になれる。このマノロに恋に落ちてからというものグリーン系のアクセサリーを狂ったようにやたら作っている私。「赤い靴」の主人公カーレンの気持ちが少しわかる。美しい靴には不思議な魅力というより魔力があるような気がする。間違っても靴に魅せられ、踊らされての借金地獄とかには気をつけたい(笑)。
映画にも靴を題材にした作品が多い。「靴に恋して」(スペイン映画)、「運動靴と赤い金魚」(イラン映画、感動、泣けます)、「イン・ハー・シューズ」(キャメロン・ディアスがキュート)などなど。
最近観たのがUK映画「キンキーブーツ」。実話に基づいて作られた作品。伝統ある靴工場を継ぐことになった跡取り息子がドラッグクイーン後用達のSEXYブーツを生産して経営回復に挑むという「本当に実話?」と思ってしまうほどのハートフルコメディー。ミラノコレクションでのドラッグクイーンのローラと仲間達の歌と踊りが圧巻!「ブーツ」がテーマですが…茹だるような暑さのこの夏に久しぶりにすっきり爽快な気分になれる映画でした。お勧めです。
2007.8.22
ワイヤークラフトは道具だけでなく手全体を使う。爪もワイヤーやビーズを押さえるのに使う重要な存在。だからこそ悲しい事に今までネイルをしても一日というより一時間も持たなかった。
またディスプレーの仕事をしていた時に高温のハンダを手に落とすという1人SMプレイ状態の根性焼のようなやけどの跡も数ヶ所ある。
いつもお教室や撮影で手元をご覧になっていただく事が多いのだけど、手は悲惨な状態。申し訳ない気持ちでいっぱいに…。
カメラマンさんに撮影拒否されたこともある…トホホ。手はコンプレックスの一つだった。
この夏やっと少し時間ができたので前からライターさんに勧められていたバイオジェルに挑戦。
一度ネイルしてもらうと2週間から3週間までもつ。ワイヤー作業で酷使しても大丈夫なのにはびっくり。10年以上爪を伸ばす事も諦めていたのだけど、ジェルを重ねると爪も丈夫になるので久しぶりに伸ばしている。昨日はラメでグラデーションにしていただいた。夫にも好評だ。「もうちょっと伸びたらフレンチにしたいな〜」とネイリストさんに相談したら「あ〜こないだ小学生の女の子がフレンチにしていかれましたよ」とのこと。夏休み中にお母さんに連れられてネイルに来る小学生が多いそうだ。
41才にしてようやくネイルデビューし、それでも「ネイルサロン通いはかなり贅沢しちゃっているな〜」と自分を戒めていたというのに…。
ちょっとがく然とした…。
2007.8.24
この夏のカブのお気に入りの寝場所。
後ろから見ると「頭隠して尻隠さず」状態で笑える。
前から見ると風通しの良い洞穴状態。
毛皮を脱ぐ訳にいかないので、この簡易ハウスがカブなりのクールビズらしい…多分(笑)。
2007.8.25
昨晩の残りのお肉と枝豆でチャーハンを作った。
カフェゴハン風に盛りつけてquatre saisonで購入したフレンチ柳のトレーに載せれば気分はSaturday Brunch。
自称元祖オリーブ少女なのでZAKKA大好き!そして「おフランスの」という言葉にめちゃくちゃ弱い。
20年間憧れ続けてやっと手に入れたトレー。
夫がこのトレーにカフェオレとクロワッサンを載せて「おはようお寝坊さん」とほほ笑みながらベットまで持ってきてくれないかな〜と乙女チックに1人夢見てる(書いていて自分で結構恥ずかしくなった…)。
高校の時に「オリーブ」が創刊になった。教科書よりも「オリーブ」を熟読してた。
元素記号も数学の方程式もほとんど覚えてないけれど、DCブランドや雑貨屋さんの名称は今でもスラスラでてくるお馬鹿さんだ(笑)。
2007.8.26
カブが犯罪に手を染めようとしている瞬間です(笑)。
2007.8.27
ベネチアのASTOLFOで購入したバック。
あえてドレスでなく白シャツとジーンズというスタイルに合わせたら素敵かなと思ったのだけど…この夏は釣り以外出かける予定もなく未だ出番はなし(笑)。
ASTOLFOのジュエリーとバックは色合いもデザインもすべてうっとりするほど美しかった。
ベネチアンビーズ、スワロフスキー、天然石を組み合わせた繊細な作品はワイヤーを使って作られたモノも多くてなんだか嬉しい。
このバックも透かしパーツにミリアムハスケルのようにワイヤーでビーズがしっかりと固定されている。
普段「アクセサリーは自分で作れるし〜」と思ってめったに購入しないのだけど、ベネチアだけは魔法にかかったように異常なほどの購買欲が…。
しかし、残念な事に素敵なお店がいっぱいのイタリアなのに、ちゃんとしたHPを持ったお店が少ない。
IT後進国なのだろうか?それともバーチャルに楽しむのではなく、素敵なモノを見るためにはリアルにイタリア旅行でという観光協会の戦略なのだろうか…。
2007.8.28
宮川花子さんが「徹子の部屋」に「おしゃれ工房」のカメリアのコサージュを身につけられてご出演♪
ご一緒した時に「徹子の部屋で着けるわね」とおっしゃってくださっていたのですが…なんだか感動しました。
花子さんありがとうございます♪
カメリアのコサージュ、秋冬はツイードのジャケットにジーンズというカジュアルなスタイルにパールやファーと合わせたら可愛いかな〜と思ってます。
残暑厳しき折、ちょっと暑苦しい画像で申し訳ないですぅ…。
2007.8.30
あ〜カブがパソコン仕事、掃除に洗濯してくれないかな〜。グルミットみたいに。
人に媚びない我が道をいってる感じはスヌーピーにそっくり。
最近はSoft Bankの「お父さん」がかなり気になる。
きっとしゃべるとあんな感じかな〜と妄想を膨らまして楽しんでみる。